PC向けサイト
達弥西心のわかりやすい話「決断」
達弥西心のわかりやすい話「後継」
達弥西心のわかりやすい話「自分と会話する法」
達弥西心のわかりやすい話「経営」
達弥西心のわかりやすい話「時流」
達弥西心のわかりやすい話「不動産」
達弥西心のわかりやすい話「見極め」
達弥西心のわかりやすい話「組織」
達弥西心のわかりやすい話「育児」
達弥西心のわかりやすい話「別れ」
達弥西心のわかりやすい話「恋愛」
達弥西心のわかりやすい話「結婚」
達弥西心のわかりやすい話「あこがれ」
達弥西心のわかりやすい話「食」
達弥西心のわかりやすい話「足りないもの」
達弥西心のわかりやすい話「セールス」
達弥西心のわかりやすい話「おすすめ図書」
達弥西心のわかりやすい話「テレビで観た人」
達弥西心のわかりやすい話「美味しい話」
達弥西心のわかりやすい話「うた・唄」
達弥西心のわかりやすい話「開業」
達弥西心の宇宙気学
達弥西心のHMU
達弥西心のMAO
達弥西心の“Put~置いとくよ。”
携帯電話向けサイト
達弥西心のわかりやすい話「決断」
達弥西心のわかりやすい話「後継」
達弥西心のわかりやすい話「自分と会話する法」
達弥西心のわかりやすい話「経営」
達弥西心のわかりやすい話「時流」
達弥西心のわかりやすい話「不動産」
達弥西心のわかりやすい話「見極め」
達弥西心のわかりやすい話「組織」
達弥西心のわかりやすい話「育児」
達弥西心のわかりやすい話「別れ」
達弥西心のわかりやすい話「恋愛」
達弥西心のわかりやすい話「結婚」
達弥西心のわかりやすい話「あこがれ」
達弥西心のわかりやすい話「食」
達弥西心のわかりやすい話「足りないもの」
達弥西心のわかりやすい話「セールス」
達弥西心のわかりやすい話「おすすめ図書」
達弥西心のわかりやすい話「テレビで観た人」
達弥西心のわかりやすい話「美味しい話」
達弥西心のわかりやすい話「うた・唄」
達弥西心のわかりやすい話「開業」
達弥西心の宇宙気学
達弥西心のHMU
達弥西心のMAO
達弥西心の“Put~置いとくよ。”
この世は幻だからこそ意味がある、だから幻のうちに気付かなければならないことがあるということです。幻のうちに、モノがモノであるうちに気が付かないといけない、モノというものは無くなってしまったらもう何もなくなってしまうわけですから、目に見えないものさえ見えなくなってしまうということです。目に見えるモノがそこにあるから、まだその向こうに何かあるのではないかと思えるということであって、何もなくなってしまったら何もなくなってしまうということです。
しかし、この世は幻だからこそ意味があるのです。消えてしまうからこそ意味があって、消えるモノがあるということは、消えないものがそこにまだあるということです。消えないものに気付かないといけない、消えないもの、それは目に見えないものなのです。見えるモノはいずれ消えるから幻なのです。一見、見えないものが幻みたいに見えるけれど、見えるモノが幻、見えるモノは崩れていく、見えるモノは幻なのです。
だからモノだけで捉えると、本当にこの世は幻だなあと思うのです。確かにモノはここにあるのだけれど、あってもこれは何年かすればフッと消えてしまうものだし、と思うのです。やはり真の姿は何かと、まぼろしではない真の姿は何かと探し求めるのです。真の姿はいつまでも消えないから、真の姿を見ていかないといけないと思うのです。
だからこそ大事なことは、そこに住む人の生き方を提案するとか、その人たちが幸せに暮らしていけるようにとか、そんなことでしょう。そこまで願わないと、そこに住まいを提供するというきっかけをつくった、家を提供するというきっかけをつくったということに、何の意味もなくなってしまうのです。
たとえば私は不動産会社を経営してきましたので、建売住宅をたくさん建ててきました、あそこもここもと。初期の頃から数えるといろんなところに建てましたが、たくさん建ててきたからこそですが、私はモノだけで見るとやっぱりもう終わってしまったという感じがするのです。確かに当社が手掛けましたが、でも完成してその人に渡してしまうと、もうその人のものですし、この景色としてモノだけを見ると何の実績もないというか、やってきたというだけの話、経歴でしかないのです。
とにかく、目に見えているこの世は、フッと息を吹きかけると一瞬にして消えてしまうもの、だから目に見えるモノの世界は非常に不安定な世界ということです。ろうそくの炎を吹き消すようにフッと一瞬にして消えるモノということです。フッと吹くことを英語でpuffといいますが、まさにそんな感じです。
もうひとつ大事なことは、この世は幻だから真の姿に気付かなくてはならないということです。この世は幻なのです。みんなまぼろしを見ているのです。まぼろしの中に生きているのです。
ですから何かものを見て、モノはモノ、見えないものは見えないもの、と分けてしまうのはあまり良いやり方ではないように思います。この辺り、見えないものと見えるモノとの関係が分かることが一番大きな課題ではないかと思います。
しかし、見えるモノがあるおかげでモノがあるおかげで、見えないものが見えやすくなるということでもあります。つまりモノが壊れたり、不都合を起こしたりすることの原因は見えないところにあって、その見えないところに気付く、目がいく、すなわち見えないものが見えやすくなるということです。それはもう一つの捉え方です。見えるモノが見えるから見えないものが見えやすくなる、見えるモノがあるおかげで見えないものが見えやすくなる、ということです。
それがモノだけが見えるために、かえって見えるモノにこだわってしまうというのが一番目の話です。目に見えるモノが見えるから見えないものが見えなくなる、見えるモノにとらわれてしまうから、見えないものが本当はあるのだけれど、見えないものをちゃんと見ていかないといけないのだけど、残念なことに見えないものが見えなくなる、ということなのです。